カミーユ・カミーユBAND

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カミーユ・カミーユが初めてFUZZに出演してくれた時、間違いなく正統派とスカムの「狭間の住人」だった。いや、(後から聞くところによるとその日が人生で2回目のライブだったそうですが)全く抑揚のないメロディとAメロもサビも境界が曖昧なまま進んでいく展開。ただそれを繋ぎ止めてるのは彼女の歌声で、合唱コンクールで声が小さくて先生に注意される小学生の声をマイクで拾って増幅して聞いたらこんな声なのかもな、と思えるような弱くて、透明で、美しく、そして誰にも似ていない声だった。「声がいいのでミニマル路線でいくのもいいけど、ポップスのセオリーにのっとった歌ものも聞いてみたいです」と伝えたところ「わたしの歌ってそんなにミニマルですかね?」とキョトンとしていた。あれから5年以上が経ち、彼女の作る歌はAメロがあり、Bメロがあり、サビがあって、抑揚もあって、曲の構成としては普通になった。イントロから終わりまで、ゆっくりと歩みを進めながら季節や街の変遷、あるいは自分自身の変化を鮮明に切り取りつつ、その中でも見失いたくない信念を歌う。そこに余計なものは要らないと思ったのでしょうか。曲としてはオーソドックスになっても、彼女のメロディや歌詞の感性、そして天性の歌声が彼女のうたを特別なものにしている。(当日は諸事情によりカミーユ・カミーユ×箱として出演)

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