FUJIYAMA BEAT CLUB

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僕はいつも東京へ行くときは運転係なのですが何回行き来しても「あっアレが富士山!?富士山じゃない!?あっ全然違うわ」てくだりを繰り返してしまう。そしてやがて見えてくる本物の富士山のその堂々たる姿を見るとなんでさっきまで僕はあんな山々を富士山だと思ったのか、というほどの段違いのスケールで、なんだか縁起のいい気分になって眠気も吹っ飛び目的地へとアクセルを踏み込む。日本の象徴、富士山の名前を冠したこのバンド、FUJIYAMAは言わずもがな活火山なので今も地中深くマグマが煮えたぎり、脈打っている。それは規則的ではないけれど確かにBEATしてる。そんな鼓動に呼応するように少し揺らぐリズムセクションの上でギリギリの和音でせめぎ合うギター二本、そしてある時全員が加速し、音が巨大化し、飽和し溶け合ったときFUJIYAMA BEAT CLUBは無敵になり、見てる僕の中のマグマも脈打ち危ういBEATを叩き始める。景色はれ、あっという間に後方へ滑って消えていく町並みのはるか向こうでじっとこっちを見ている富士山。白みはじめた空、朝焼け。そして僕たちは車を飛ばして次の街へ向かう。名は体を表す。FUJIYAMA BEATが脈打つとき、僕はハイウェイをぶっ飛ばしてる。

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